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​総合政策学部1年 小宮山 千尋(こみやま ちひろ)

 私がこのフィールドワークに参加したきっかけは、春の留学説明会で過去にこのFWに参加した先輩から勧められたことです。実際に現地に行ってみると最初からハプニング続きでとても予定通りにはいかず、住み慣れない国での生活に予想以上に驚きました。現地のUTARの学生たちは語学の能力が高く、同じ大学生として彼らの意識の高さに毎日のように刺激を受けました。インタビュー以外の時間も寮に遊びに来てくれて短期間にも関わらずとても深い関係を築けました。日本ではオリンピックに先駆けておもてなしをアピールしていますが、マレーシアで私たちが受けたおもてなしは、たくさんの食事を囲んで初対面でもまるで家族のように接してくれることでした。現地に行って肌で感じなければわからない3民族5宗教の混ざり合いやその中で生きる人々の考え方が少しずつ違う点に多民族国家の姿を見ました。今回のテーマは私たちがマレーシアの○○にできることでした。それを考えるたびに日本のスタンダードに合わせることがいいことではないし、現地にあった解決策を考えることの難しさを感じました。様々な面からマレーシアを見た経験を通じて、自分のこれからの大学生活で目指す方向と将来の目標を明確にすることができました。

孤児院でのアイスブレイクの写真。

孤児院の子供たちはあまり英語が話せないので、移動中のバスでUTARの学生に教えてもらったマレー語の自己紹介をしました。子どもたちが一生懸命に聞いてくれた姿が印象的でした。

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